やなせたかし「さびしいカシの木」
こんにちは。
1月で2歳になる娘ちゃんの影響で、
すっかりアンパンマンにお世話になっている私です。
夜ねるときはアンパンマン様の人形についてきてもらい、
不機嫌な時にはアンパンマン様の唄でご機嫌取り、
アンパンマンふりかけのおかげで、小食の娘も白米だけはモリモリ食べます。
アンパンマン様なしでは生きられません・・・!
さて、そんなアンパンマン漬けの日々を送っている訳ですが
作者のやなせたかしさんのアルバムを聴く機会がありました。
アンパンマンソングの作詞を手がけているやなせさん。
アンパンマン以外にも色々作詞されてたんですねー。
知らなかったです。
その中の「さびしいカシの木」という曲。
歌詞が突き刺さってしまった。
山の上のいっぽんの
さびしいさびしい
カシの木は
今ではとても年をとり
ほほえみながら立っている
さびしいことに慣れてしまった
切ない…!!!!
さびしい事って慣れてしまうんですよね。
でも平気なふりをして微笑んでいる。
気づかないふりをしている。
歳を重ねると、寂しさを埋めようとする
動力がおとろえていく。
だからどうしようとか
胡散臭い前向きさが一切ない、
たださびしい気持ちを歌っている歌が
聞く人の気持ちに寄り添うようで
とても好きです。
辛い事苦しい事を乗り越えて
歳をとって、全て受け入れて
微笑んでいても
寂しさは消えないのだろう。
切ない…!